道内のホームセンターでは蝦夷松のプレーナー仕上げ無節小径材が廉価で販売されているので、少量ずつでも購入可能です。
( DIYで飛行機造り(26) 木材(主要構造材) https://lawtray.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302587886-2 )
自作ULPのトラス構造の胴体は、ホームセンターで売っている14mm角の道産蝦夷松の小径材を使いたいと早くから決めていたので実際試作もしてみました。
![m_CA390026.JPG]()
( DIYで飛行機造り 胴体側面トラス https://lawtray.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302847632-1 )
しかし、6尺の定尺材しか販売されていないので、これを斜めに切って、スカーフジョイントの3本つなぎにして胴体のストリンガーを作った。
![m_CA390008.JPG]()
( DIYで飛行機造り 縦貫材のスカーフ接合 https://lawtray.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301473213-9 )
しかし、接着作業が思惑通りには上手くいかず、作業台の治具に固着してしまった胴体トラスを無理に外す際にストリンガーの接着面が剥れてしまうという予想外な結果に終わりました。
![m_CA390024.JPG]()
原因は、不慣れな2液混合のミキシングカートリッジでを使って、自分の作業能力を超えた広範囲の接着作業を短時間で一挙に終わらせようとした段取りの悪さが接着不良の主原因です。
ミキシングカートリッジは、特殊なノズルでエポキシの混合作業行ってくれる便利な接着ガンですが、作業を中断すると、ノズル内でエポキシが固まってしまうので、次々と高価な新品のノズルに交換しなければならない。
それで、ノズルの交換を嫌って、全体の作業量を十分に把握しないまま、一本のノズルで広範囲の接着作業をぶっ通しで行う方法を選択してしまった。
エポキシのポッドライフは20~30分程度しかないので、作業を広範囲に拡大しすぎると、エポキシ塗布後の接合面の養生(補正、修正)に使用できる時間はどんどん少なくなる。
時間に終われて、あせって接着面の十分なケアを行わず、杜撰な作業を続けたために、ストリンガー接合部に接着不良を誘発してしまったようです。
エポキシ接着剤は、接着部材本体を上回る強度があることで知られている。
しかし、作業ミスとはいえ気を抜くと、命を託すべき飛行機構造部材がいとも簡単に壊れてしまうという衝撃的な現実に直面すると、あまりのショックで創作意欲も急激に萎えて製作作業をそこで中断してしまった。
そうして、自分が納得できる万全な作業方法と段取りを確認できるまで先を急ぐまいと心に誓った。
検討の結果、2液エポキシは、大瓶を使用して、必要量を都度混合して作ることにして、作業は分割してじっくり進めるように変更することにした。
主翼の桁や胴体ストリンガーは、長尺材が入手できると途中で繋がないで済むので、接着・接続面の剥離リスクを回避することができるし接着作業の短縮にも繋がる。
小径木材のシールに印刷されていた加賀谷木材をググッテ 同社のホ^-ムページにたどり着き、問い合わせフォームに駄目もとで、照会を入れておいたら
翌日返事が来ました。!
>この度はお問合せ、ありがとうございます。
>木製の超軽量飛行機を製作を計画中とのこと
>その夢に弊社で協力できればと思い
>今回、特注で作らせて頂きます。
>12尺の材をカットするため、通常より割高になりますが
>よろしいでしょうか?
嬉し~い!
値段だって6尺の2倍弱なので、割高どころか割安料金です。 本当にありがとう~!
12尺の原木から切り出すのであれば、
14×24×12尺の主翼桁材も同時にお願いすることにして、
お盆に帯広に帰省したときに、津別の工場まで足を伸ばして取りに行くことにしました。
津別は置戸にも近い山間部の林業の町で札幌からは遠い町ですが
帯広から足寄まで高速道東道を走ると、津別まではあと地方道を80Kmばかりです。
![RIMG3413.JPG]()
行きかうトラックには丸太が満載!
もう少しです。
![RIMG3421.JPG]()
午前9時、加賀谷木材に到着
![RIMG3426.JPG]()
敷地内には,製材を待つ、丸太の山
![RIMG3422.JPG]()
工場に用意されていた特注長尺材を職人さんから受け取り
ルーフキャリヤーに小径材をビニールシートで包んで載せて、ルンルン気分で帰り支度です^^
( DIYで飛行機造り(26) 木材(主要構造材) https://lawtray.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302587886-2 )
自作ULPのトラス構造の胴体は、ホームセンターで売っている14mm角の道産蝦夷松の小径材を使いたいと早くから決めていたので実際試作もしてみました。
( DIYで飛行機造り 胴体側面トラス https://lawtray.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302847632-1 )
しかし、6尺の定尺材しか販売されていないので、これを斜めに切って、スカーフジョイントの3本つなぎにして胴体のストリンガーを作った。
( DIYで飛行機造り 縦貫材のスカーフ接合 https://lawtray.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301473213-9 )
しかし、接着作業が思惑通りには上手くいかず、作業台の治具に固着してしまった胴体トラスを無理に外す際にストリンガーの接着面が剥れてしまうという予想外な結果に終わりました。
原因は、不慣れな2液混合のミキシングカートリッジでを使って、自分の作業能力を超えた広範囲の接着作業を短時間で一挙に終わらせようとした段取りの悪さが接着不良の主原因です。
ミキシングカートリッジは、特殊なノズルでエポキシの混合作業行ってくれる便利な接着ガンですが、作業を中断すると、ノズル内でエポキシが固まってしまうので、次々と高価な新品のノズルに交換しなければならない。
それで、ノズルの交換を嫌って、全体の作業量を十分に把握しないまま、一本のノズルで広範囲の接着作業をぶっ通しで行う方法を選択してしまった。
エポキシのポッドライフは20~30分程度しかないので、作業を広範囲に拡大しすぎると、エポキシ塗布後の接合面の養生(補正、修正)に使用できる時間はどんどん少なくなる。
時間に終われて、あせって接着面の十分なケアを行わず、杜撰な作業を続けたために、ストリンガー接合部に接着不良を誘発してしまったようです。
エポキシ接着剤は、接着部材本体を上回る強度があることで知られている。
しかし、作業ミスとはいえ気を抜くと、命を託すべき飛行機構造部材がいとも簡単に壊れてしまうという衝撃的な現実に直面すると、あまりのショックで創作意欲も急激に萎えて製作作業をそこで中断してしまった。
そうして、自分が納得できる万全な作業方法と段取りを確認できるまで先を急ぐまいと心に誓った。
検討の結果、2液エポキシは、大瓶を使用して、必要量を都度混合して作ることにして、作業は分割してじっくり進めるように変更することにした。
主翼の桁や胴体ストリンガーは、長尺材が入手できると途中で繋がないで済むので、接着・接続面の剥離リスクを回避することができるし接着作業の短縮にも繋がる。
小径木材のシールに印刷されていた加賀谷木材をググッテ 同社のホ^-ムページにたどり着き、問い合わせフォームに駄目もとで、照会を入れておいたら
翌日返事が来ました。!
>この度はお問合せ、ありがとうございます。
>木製の超軽量飛行機を製作を計画中とのこと
>その夢に弊社で協力できればと思い
>今回、特注で作らせて頂きます。
>12尺の材をカットするため、通常より割高になりますが
>よろしいでしょうか?
嬉し~い!
値段だって6尺の2倍弱なので、割高どころか割安料金です。 本当にありがとう~!
12尺の原木から切り出すのであれば、
14×24×12尺の主翼桁材も同時にお願いすることにして、
お盆に帯広に帰省したときに、津別の工場まで足を伸ばして取りに行くことにしました。
津別は置戸にも近い山間部の林業の町で札幌からは遠い町ですが
帯広から足寄まで高速道東道を走ると、津別まではあと地方道を80Kmばかりです。
行きかうトラックには丸太が満載!
もう少しです。
午前9時、加賀谷木材に到着
敷地内には,製材を待つ、丸太の山
工場に用意されていた特注長尺材を職人さんから受け取り
ルーフキャリヤーに小径材をビニールシートで包んで載せて、ルンルン気分で帰り支度です^^