サポートリフターの壊れたジャッキハンドルを交換する

吊り戸棚の据付や天井ボードの張り上げに使うために、以前からこのような道具が欲しかった。





耐荷重(N)約196(両ベース0°使用時)　　約２０Kg

MONOTAROで廉価品のセールでこれを見つけて、レビュー好評のサポートリフターを購入してみた。

ところが、階段室壁に吊り棚をつける際に一回使用した後、次に地下室の天井に石膏ボードを張り上げるために使用した際に肝心な時にジャッキハンドルのレバーがパキッと折れてしまった。


レビューにはハンドルが折れたとの苦情や報告はないので、自分の使用方法がまずかったのだろうか

しかし、いくら安価な道具でも、使用目的を考えたら、握力（５０Kg)に耐えるくらいの強度が欲しかったな～。

値段が値段だし、壊したのは自分だし、安物を買った報いとあきらめようかとも思ったが


あれば結構便利な道具で気に入っていて、壊れたのはレバーだけで、他はまったく問題なく使えそうなので、MONOTEROに交換部品の有無について問い合わせしてみたら、

翌々日、MONOTAROからお詫びの言葉とともに　「メーカーから直送でレバーのみを送るように手配した」との連絡を受けました。


新潟三条市のメーカーから送られてきたのがこれ！レバーだけかと思っていたら、ハンドルレバーを含むジャッキハウジングが送られてきた。
助かったー！。
リベットで組み立てられたレバーだけを交換するのは結構面倒な作業になると覚悟していたからです。


参考までに、交換作業の手順とポイントを下記しておきます。


レバーの壊れたジャッキコンポーネントに当て木して金槌で叩いて外す。


取り外したシャフトを万力に固定して、先端のボールの取り外しにかかる。
ネジを切ってあるかもしれないので、ペンチで左右に回して見るが同じ場所を回転するだけなので、シャフトを咥えたペンチを叩いてボールを抜く。


リリースレバーを引きながら、シャフトを抜く


レバーが壊れたコンポーネントのメカを新しいハウジングに移植します。


シャフトを抜いたコンポーネントのバネは直ぐにバラバラに飛び散るので注意が必要です！
バネをペンチで圧縮しながら新しいハウジングに移植します。
ここからが結構てこずる。


先にリリースレバーとバネにシャフトを通してジャッキのストッパーからシャフトの頭をわずかに飛び出させた状態でジャッキバネを取り付けると上手くいきました。


リリースレバーを引きながらシャフトを通す。


シャフトの先端にフックとボールを挿入してベースを取り付けたら修理完了です。

これからは手加減しなが大事に使い続けたいと思います。

MONOTAROとメーカーのサポートは素晴らしかったです！