天井にパイン・パネリングを貼る　（木のやさしさを楽しむ）

当時（35年前）、ZUHAUSEで北欧住宅に憧れて、それが高じてセルフビルド・ホームに挑戦することのなってしまったこともあって、我が家の天井の大部分は、木を貼って仕上げてあります。

床材に木を使う場合、堅木の高級材が必要なのに対して、天井材ならは安価な松材で済むので、木のやさしい雰囲気を広範囲に、存分に楽しめるからです。

母屋１F居間は、北海道産松材の縁甲板、
２F寝室は、スウェーデンもみパネリング材、

山荘風離れは、カナダ産パイン・パネリング材と使用の樹種は変遷してきました。

そして今回、水道給水鉛管を銅管に交換したので、

天井の仕上げを延ばしてきたトイレ、廊下の天井部分をパイン・パネリング材で仕上げることにします。

天井の懐に、断熱材をふんだんに詰めて、石膏ボードで天井を塞ぎます。

在庫のパイン・パネリング材は、離れに使用した余材ですが、ワトコオイルとの組み合わせで、年月とともに、とても良いあめ色に焼けてきます。

価格が非常に安かったせいもあり、薄くてサネの加工精度が今一なのが欠点です。
しかし、工夫して張り上げてしまえば、とても良い雰囲気を楽しむことが出来ます。

この場合、組み立ての支障になるサネ（メス）の裏部分を切り取って使います。

今日は小雨になってしまったので、アーバーの下で作業です。

サネが効かないので、ケーシング釘の平打ちで張り上げていく
小節にまぎれて釘の頭はそれほど気になりません。

今回は、周り縁をつけない予定なので、隅をキッチリ隙間無く収めていきます。

貼り終えたらワトコオイルをたっぷり染み込ませ

テカリ出ないように、数時間後ぼろ布で余分なワトコオイルを拭いとって完成です。

3年もすると、とても良い色に発色してきます。

どうです、簡単でしょう！

今日の記事は如何でしたか？

ブログランキングに参加しております
ブログランキングがブログ更新の励みです。　よろしければ下のボタンから応援してやってください。